宍道湖を右手に出雲へ向かう。出雲電鉄が湖岸沿いに走る。やがて大きな鳥居を過ぎると境内の駐車場に着く。因幡の白うさぎの像があり、大きなしめなわも、重そうにぶらさがっていた。本殿の前には鳩が群がっていた。古めかしい緑青の屋根がみえる。本殿と道を挟んで結婚式場があった。ここの注連縄の方が、一段大きく見えた。 出雲大社(島根県)
宍道湖の北岸からは、松江市の建物が白く見え、後ろにうすく大山が見える。道の駅で休憩し、宍道湖の景色にみいっていた。松江城のお堀近くに小泉八雲の旧居がある。記念館には、八雲の鋭い感覚で日本を描いている書籍がたくさん置いていた。またお堀に沿って武家屋敷が立ち並び、時折屋形船が遊覧していた。 小泉八雲(島根県松江市)
四書五経の講義と習字を教えた講堂は広々として簡素。黒漆の床は磨かれ、花頭窓から入った光を幻想的な光に再構築して輝いている。まるで京都東山銀閣寺の質実簡素で幽玄。屋根は備前焼という豪奢にして素朴。しかし、周囲は巧妙に組まれた石塀でめぐらし、防人の土塁に似て物々しい。 蝉しぐれ校訓掲ぐ手習所 防人の土塁に似たり雲の峰 道おしえ一段高き孔子廟 閑谷学校(岡山県)
天井が低く所々段差があった。お膳箱などもあり、比較的裕福だったという。年譜から3人も結婚している。その一人が絵のモデルだという。横顔の素敵なたまきという妻だった。近くに少年山荘というアトリエを復元している 虫鳴くや古りし生家の夢路の碑 藤棚に花も実もなく蟻通ふ 夢二描く今も生家に葡萄の実 夢二生家(岡山県)